コロポックルの手帳

20代後半,独身,モテない,男が好きなことを書く.

プラチナ

津野米咲が逝った。

 

特別に好きなバンドは無いけど、赤い公園の音楽は本当に好きで新譜が出るのが楽しみだった。

また新しいボーカルがすごく良くて、これからがほんとに楽しみだった。

三浦春馬竹内結子の時と比較もできないような喪失感に襲われている。

 

特に好きだったアルバム、熱唱サマー。そのなかでも特に好きな曲、プラチナを今聞いている。

プラチナの指輪をはめた相手との逢瀬の歌で"時間通りの電車に乗りたくない"ので"曖昧に始まったしりとり"をふるのだが…

 

1番

缶酎ハイー磯辺揚げーゲゲゲーゲームオーバーバカみたいに喜ぶーブラッドタイプ

 

(ープラチナー)

 

2番

南南東ーうさばらしー潮干狩りーリフレッシュー夢から叩き起こしたータイムアップ

 

(ープラチナ。)

 

単語以外のところがしりとりになってること、プラチナで1番と2番目を繋いでること、そして最後は結局プラチナで終わっている(であろう)ことに気がついた。

曲も世界観も甘く切なく美しいのだけど、最後は"世界で一番冷たいプラチナ"に落ちてしまう残酷な曲だと改めて感じる。

ツラい。本当に哀しい曲を書く人だった。

 

片道切符でHEISEIを突っ走って逝ってしまった。

 

喪失感が大きくてなかなか立ち直れそうにない。