GW旅行inタイ まとめ編
タイ旅行まとめ
【旅行の背景】
令和元年,天皇の交代によりゴールデンウィークが”天皇即位の日”含め10連休(4月27日(土)~5月6日(祝月))であった.それに合わせ有給休暇を5月7日に取得したため,11連休であった.年末年始に初めて一人で海外に行き(ミャンマー),海外旅行一人旅の楽しみを知ってしまっていた.そこで当初はアジアで治安のよいスリランカへの渡航を計画していたが,渡航1週間前にスリランカ全土で大規模な宗教的なテロがあり,直前まで悩んだが渡航を見送った.航空券はタイ経由でスリランカであったため,途中まで使えるではないかという安易な考えのもと,出発数日前にタイに行くことに決めた.(実際はそんなに簡単なものではなかった.)
【旅行の予定】
無し.行き当たりばったり.アユタヤーぐらいは行きたいなと.
【旅行の行き先】
4月27日 東京(夜)~大阪(夜行バス)
4月29日 カオサン通り~バンコク王級周辺観光~チェンマイへ(夜行バス)
4月30日 チェンマイ寺院巡り~現地チェンマイツアー~チェンマイナイトマーケット
5月1日 チェンマイ寺院巡り~バンコク(飛行機)~チャイナタウン
5月2日 バンコク~アユタヤー~バンコク~ナイトマーケット~ナナプラーザ
5月3日 バンコク~ショッピングモール~サーイタイマイ~カンチャナブリー
5月4日 カンチャナブリー周辺観光
5月5日 カンチャナブリー~ヘルファイヤパス~サイヨークヤイウォーターフォール
5月6日 サイヨークヤイウォーターフォール~サイヨークノーイウォーターフォール~ナムトック駅~トンブリー駅~カオサン通り~ドンムアン空港
5月7日 ドンムアン空港~成田空港~家
【旅行の費用】
合計:162,051円(た,高い…)
GWだし,直前に取ったからしょうがないけど.
1.交通費:102,597円
(1)航空券:91,097円
内訳
39,110円(①)+37,231(②)-37,231(②)+47,836(③)+4,151円(④)
4月28日15:00 関西国際空港 ~ 4月28日19:00 ドンムアン空港
タイライオンエア
②:コロンボ~ドムアン経由~成田(テロによりタダでキャンセル)
5月6日23:00 コロンボ ~ 5月7日4:05 ドンムアン空港 ~
5月7日11:05 ドンムアン空港 ~ 5月7日19:25 成田空港
③:ドンムアン空港~成田空港(②が使えないことが判明したので,取り直し)
5月7日 2:00 ドンムアン空港 ~ 5月7日10:25 成田空港
ノックスクート
5月1日16:10 チェンマイ空港 ~ 5月1日17:30 スワンナプーム空港
(2)その他交通費:11,500円
内訳
8,800円(①)+約2,500円(②)
※タイ国内での電車バス移動は少量であるので含めない
①:夜行バス 東京~大阪
4月27日22:30 東京駅 ~ 4月28日7:20 大阪梅田
②:日本国内移動費
家~東京駅,梅田~関西空港,成田空港~家
2.現地滞在費:37,331円
(1)カード払い宿泊費:6,599円
内訳:2,125円(1泊目)+4,474(4泊目)
(2)両替:30,732円
内訳
10,000円(両替)+10,000円(両替)+7,119円(キャッシング)+3,613円(キャッシング)
(3)お土産:3,101円
1,057円+2,044円
ドムアン空港にて.ゾウのやつ
3.その他費用:22,143円
(1)スリランカビザ:4,143円
(2)大阪:18,000円
【旅行の感想】
〇総評
急遽でタイに行くことになったため,ノープランだっただが,タイはノープランで楽しめる観光大国であることを実感した.初日からチェックイン時間を遅れ,名前を張り出されたり,バンコクでは暑すぎて楽しめなかったり,ゴーゴーバーでぼられたり,野犬に囲まれたり,行き先を間違え国立公園でキャンプしたり,軽くうんこ漏らしたり,いろいろあったはずなのだが,思い返すとまず楽しかったという感情が先に出てくるのが嬉しい.仏教国タイのやさしさに助けられた.普段仕事で忙しく生きていたところに東南アジアのゆっくり流れる時間のエキスを入れることができたのではないかと思う.ただ,この旅だけですべてをやり切れたわけではなく,次にやりたいことを見つけられたので,それを回収できるようにしたい.
今後のためそれぞれ思ったことを下記する.
〇よかったこと
・人に関して危険な目には一切会わなかった.(犬を除く).無駄に治安いい.
・都会である割に物価が安い.
・タイ人が優しかった.めちゃくちゃ助けてくれるし,チップを要求しない.タイ語が話せなくてもいやな顔はされない.
・一方,めんどくさいからみ方はされなかった.
・親日国だった.
・ミャンマー程,公に”外国人料金”が設定されていないような気がした.(もちろんタクシーとかは違うが.)
・雨には降られなかった.
・飯がうまかった.
・ほかの東南アジアに比べ,交通がめちゃくちゃ丁寧.本当に丁寧だと感動した.隣のミャンマーは今までで一番秩序無いと思ったため.
・電車の駅に英語表記がある.
・基本英語が通じる.
・ローカル食堂でうまい飯をたくさん食えた.
・ローカル食堂でも変な目で見られなかった.
・食堂で英語が通じなくてもどれ食べてもうまいからジェスチャーで何とかなった.
・食堂だけじゃなく,英語通じなくても周りの人が助けてくれた.
・夜のカオサン通りは雰囲気がよかった.
・バンコクのフワランポーン駅より東側は地下鉄が通っていてアクセスが簡単だった.
・チェンマイは居心地がよかった.宿のおばちゃんが面白かった.
・現地ツアー当日に申し込めたし,スタッフがめちゃくちゃ丁寧だった.
・日本人のかわいい女の子とツアーで少し話せた(笑)
・アユタヤーは電車で格安で行けて,現地での足も自転車があったので観光しやすかった.
・カンチャナブリーではかなり奥地に行けたので,非日常が味わえた.
〇よくなかったこと
・ドムアンで入国にめちゃくちゃ時間がかかった.
・タクシーがぼったくり.ぼったくり価格が通常料金の10倍とか.タクシーは一度も乗らなかった.
・トゥクトゥクも高い.
・GWのバンコクは暑すぎる.慣れていない初日は倒れそうになった.
・バンコクの王宮付近は先頭に旗持った中国人ツアー客ばかりで,どこも激混みで秩序がなってなかった.
・バンコクの王宮付近は電車ではいけないこと.
・さすがにローカルバスは乗るのが難しいこと(しょうがないが.)
・気軽にいつでもシャワーを浴びられる施設がない(これはどこもそうだが)
・ゴーゴーバーで不快な思いをした.相手してくれた嬢には金ひったくられたし,ひたすらパコパコのジェスチャーしながらホテルホテルしか言わなくて下品だった.
・腹を壊した.
・安かったが,エアコンなしの部屋はきつかった.
・犬が怖い.すごく怖い.ほんと怖い.震える.キラい.
・50バーツと500バーツが似ている気がした.
・地球の歩き方が分厚い(笑).
・湿っていて,洗濯物がなかなか乾かない.
・カードが使えない宿が多い.
〇反省点
・SIMカードを買うときはちゃんと期間を確かめるべきであった.ネットを使えないことで,道を間違えキャンプする羽目になった.(それはそれでよかったが)
・grabやuberを使いこなせればもう少し旅が楽になったと思った.
・タイ人は一切チップを要求しない.感謝の気持ちを伝えるために,飴ちゃん程度は持参したほうがいいと思った.
・ボケっと路地裏に入ったのが,犬に襲われた原因だった.気を付けるべきだった.
・無理やり手を引かれて入ったゴーゴーバーにはいくべきではなかった.ちゃんと調べてから行くべき.
・せっかく夜行バスでチェンマイ行ったのならば,ローカルバスでスコータイなどの都市を回ってゆっくり帰ってくるもよかった.
・パスポートはパスポートカバーに入れたほうがいい.汗でへなへなになる.
〇学習したこと
・経由便の航空券は途中で降りてはいけないし,途中で乗ってはいけない.
・GWの航空券は海外サイトでとった方がよい.行きの航空券を予約した国内会社の阪神交通社はGW機関全く連絡が取れなかった.一方帰りの航空券のTrip.comは連休中も連絡が取れたため,帰りの航空券をキャンセルし,しかもテロの影響で全額返金いただけた.本当に助かった.ちゃんと日本語受付があるのが素晴らしい.
・タイライオンエア乗る前は墜落したし,よく遅れるみたいなので,期待していなかったが今まで乗ったLCCで一番良かったかもしれない.ディスプレイ付いていた.
・クレカのキャッシングがめちゃくちゃ便利.両替よりいいんじゃないか.
・メモ用紙とペンは持っていくと便利.言葉だけでは通じないものもある.タクシーの運ちゃんに見せればすぐにわかるし,逆に教えてもらえることもある.
・東南アジアはトイレットペーパーを持参すべき.あと,小さい袋も.今回すごく役に立った.
・なぜかアユタヤーのツアー客の日本人だらけだった.
・タイでも宿もツアーも現地調達で十分.
・ローカルバスでも乗ってしまえば,料金回収係の人がいるから払いそびれることはないし,わからなくても何とかなる.
・ドムアンからバンコク市街までは絶対にバスで行ったほうがお得.バスはインフォメーションの女性が教えてくれる.かわいいインフォメーションの女性と話せるし,一石二鳥(笑).
・やっぱり暇な時間が多くなるので,本は数冊持って行ったほうがよい.
・地球の歩き方に書いていないことは現地の人に聞くのもよいが,日本人のブログに結構いい情報が上がっていたりする.日本人なら考えることはほぼ一緒なので参考になる.
・泰緬鉄道は戦時中に日本兵がひどい環境で外国人捕虜を使って作った死の鉄道.恐ろしい数の墓が,カンチャナブリーにある.日本人に非常にかかわりがあるところであるのに,カンチャナブリーには日本人がほとんどいないし自分も初めて知った.もっと日本人も行くべきだ.
〇ほかに行きたかったところ
・首長族の村(チェンマイの奥)
・スコータイ
・スリーパゴダパス(カンチャナブリーの奥)
・タイの東の方(クメール遺跡群を見たかった.)
以上