コロポックルの手帳

20代後半,独身,モテない,男が好きなことを書く.

GW旅行inタイ7~さらばチェンマイ~

5月1日(水)

8:30 宿の前で朝飯

5月に夏バテ気味な令和初日。宿の前の小さな食堂で朝飯。

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ナシゴレンみたいなやつ。安定のうまさ!
エアコンはないが、さりげなく扇風機を向けてくれる優しさ。

飯食い終わったら宿に一度戻る。ツアーカウンターのおばちゃんがちょうど出社して来て、何ともいえない訛りで、

"おはようっ!"

ここは日本か!文章では表せないけどタイ人のおばちゃんの日本語がすごくおかしかった。令和初の女性との会話。ちーん。

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SKHouseの1F.奥にプールと客室がある.エアコンは無かったが、良い宿だったな。海パン持ってくれば良かった。

 

9:30 宿出発

荷物を預けて宿を出る。預けた荷物はそこら辺に置かれており、大丈夫かと思う。タイだしいいか。それに無くなったとしても現地で買えばいい。旅はできる。

特にやることは無かったので、地球の歩き方に書いてある、ワットを巡る。

北門(チャーン・プアク門)を通り過ぎ、ワット・クー・タオを目指す。1.5kmぐらいかな?結構歩いた。途中、像のモニュメントがあって、祈ってる人が印象的だった。

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10:00 ワット・クー・タオ着

ここのチェディーはかなり印象的で多分インドとか、スリランカ的な形なんじゃないかな?

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タイの中ではかなりオリジナリティがあった。境内は閑散といていて観光客は俺だけだった。かといってゆっくりできるようなベンチも無く、地元のモンクが沢山働いていたので、少し見て撤収。

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帰り際、入り口の看板を改めて撮影。I hate you(笑) 落書きのレベルの低さ。

来た道を戻りチャーン・プアクバスナーミナルを目指した。

 

10:30 チャーン・プアクバスナーミナル着

ワット・スアン・ドークを目指し、バスを探すが全くわからない。めんどくさくなってきたところでバイタクのおっさんに捕まり、若干高いがミャンマー以来のバイタクに乗る。やっぱりスリルあって好きだ。この日から、メモ紙を持ち歩くことにした。タイ語の寺院は名前が長すぎるし似てるので覚えられず、コミュニケーションに困るからだ。

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ただ、意外と英語が読めない人もいるので伝わらなかったりする。かといってタイ語を書くなんて、無理だ、あんなニョロニョロ。

 

10:50 ワット・スアン・ドーク着

昨日のツアー一緒だった女の子が去っていった寺だったことに気がつき、突然切ない気持ちになる(笑).

ここでは、珍しく日本人がいた。2組いたが両方とも女の子2,3人組。当然話はしなかったが、チェンマイバンコクに比べると日本人旅行客が圧倒的に少なく、女の子ばかりなのがいい。男には目がいかないだけか?

この寺院自体は大きなブッダのいる建屋と無機質ででかいチェディーで構成されていた。

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写真上げてて思うが,写真撮るのほんと下手だなぁ(笑)

とりあえずブッダには結婚できるようすがった。ははー。(祈る音)

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お祈りを終えると,外のチェディーへ向かう.

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チェディー中央の金色の部分以外は白色に塗装されていた.そういえばこんなお寺はマンダレーにもあったな.非常に無機質で、それに加えチェンマイの日差しが強いので、暑さに耐えきれず,少し見て木陰で地球の歩き方開いて作戦を練った。ちょっと変わったところに行こうと思った。銀色の寺(ワット・シー・スパン)があるのでそこを目指すことにした.流しのトゥクトゥクを拾って行き先告げる。少し走った後、お金も提示してきて合意したはずなのにどこだっけ?みたいなこと聞いてきた。雑?この人は大丈夫なのだろうか笑?良い人だったから良いけど。50バーツだから、トゥクトゥクにしては安く乗れたと思ったが、それでも観光客用の価格なのでどこであろうと余裕なのだろう。

 

11:30 ワット・シースパン着

比較的小さな寺院ではあるが整備されていて非常に綺麗だった。

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お目当ての銀色の寺は入って右手にあった。お寺に入るだけであれば無料だが,銀色の寺を見るためには料金が必要。寺の建屋の中は女性禁制であった。ダイバーシティなどが言われる今,このような宗教的な男女差別は今後どのように変わるのだろうか.

入り口では靴を脱がなきゃならず、日向の箇所で足元が暑すぎてわたわたしてしまった。

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建屋はよく作られていた。誰がこんなにすごい物をデザインするんだろうか…

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若干ミーハーな建物って感じはしたが、それでも十分すごい.どれだけお金をかければこんなものができるのだろうか.そして何のため?集客のため?歴史のない建築物は豪華にするしかないのだろうか.その割に境内は閑散としていた.チェンマイに行く前,バンコクで飲んだ会社の同僚Tにホワイトテンプルがおすすめだって現地人に教わったって聞いたが,それも調べてみたらこの寺と同じような感じであった.まぁ,ホワイトテンプルはチェンマイじゃなくてチェンラーイって言うもっと北の都市にあるらしいから完全にTの勘違いだが.やつらしい。

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細部まで装飾がなされている.

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f:id:yaseinoosamu:20190713163918j:plain正面から見た写真と背面から見た写真,やっぱりすごい.

見終わった後は寺の中におばちゃんが一人でやってる小さな屋台があったのでそこで昼飯を食べる.パッタイ35バーツ安い.そして,うまい!

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隣に座ってきたおっさんが,かき氷を食べだしたので,つられて俺もかき氷を注文.うまかった.ただ,底の方に入っていた果物と,ゼリーの味は癖があって苦手だった.f:id:yaseinoosamu:20190713164354j:plain

隣のおっさん.なぜか金を数えている.

「かき氷は今月あと,15回食えるぞ.」 みたいな.

しばらく,屋台でのんびり風を 浴びながら飯を食べる.

 

12時30分 ワット・シースパンを出発.

S.K Houseを目指して歩いた.タイに来てから歩きっぱなしであったので,流しのソンテオに挑戦したが,話が伝わらずあきらめた.また,トゥクトゥクに乗ろうとしたが,80バーツって言われてやめた.若いトゥクトゥクの兄ちゃんはアイパッドで場所を調べるのね(笑).途中いくつか寺を回って,宿を目指したがZenfoneがポンコツなのか,チェンマイGPS状態がよくないのか,少し迷子になりながら宿を目指した.

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途中の通り.チェンマイはいい雰囲気だ.

 

方向さえ間違っていなければ,遠回りしてもいずれたどり着くものという考え方で生きているから,旅先で急いだりはしないのだが,宿にタクシーの配車を頼んでいてその時間を過ぎていたから焦った。ただ、宿につくと,時間すぎちゃったから自分で探してねって.まぁ,空港までの時間は余裕があるから俺はいいんだけど,無駄に配車してしまってごめんね.ということで,宿を出て、堀の通りの大通りで流しのタクシーかソンテオを探すことに.探しているときに限って見つからないんだよな.結局またトゥクトゥクで空港を目指した.

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トゥクトゥク車内から.無造作に配線されている電線がいとおしい.トゥクトゥクで空港まで,15分から20分ほどか.

 

14:00 チェンマイ空港着

16:10の飛行機まで待合室で待つ.ここで、トリップドットコムで、当日の宿を確保する。今はどこでもホテルが予約できるので、ホントに助かる。自分の足で、宿や観光地を探し回った昔のバックハッカーのことはほんとに尊敬する。

チェンマイ空港はタイ第二の都市の空港にしては小さい印象.ここでも日本人の女の子2名の旅行者がいた.赤ん坊をあやすラテン系のおっさんが面白い。

そういえば,この航空券はタイに来てからとったはずなのにすごく安くて助かった.2日前の航空券が約4200円。ありがたい。ただ、今思えば、バスで南下してスコータイなんかも寄ってきても良かったな。

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この日のチェンマイでの行動.

 

17:30 スワンナプーム空港着

(写真もないし覚えてないが予定より遅れて多分17:30には着いていない)

初日の宿のおばちゃん(自称松潤の彼女)がスワンナプームからは電車がいいよって言ってたので電車で行けることは知ってたが、あんまり調べてなくて、乗り換えなしで行けるのかと思ってたのに、クルンテープ行きの電車が見つからなくて、サービスカウンターのおばちゃんに聞くことに。

直通は無いのね。直通にしてくれれば便利なのに~(笑)。とか、ぶーぶー言えず、マカサンとか言う駅で乗り換えることを教えて貰った。電車は新しくてすごく綺麗であった。車内では近くに女子大生ぐらいの4人組が近くにいて緊張した。英語しゃべったり他の国の言葉しゃべったりで何人かわからなかったが楽しそうで微笑ましかった。

 

18:50 マカサン駅着

電車の中が寒いぐらいだからすっかり忘れてたけど外はくそ暑い!そして、バンコクは大都会だと実感。タイ来てまだ、3日目でバンコクはカオサンストリート周辺しか行ったこと無かったからな。

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電車を乗り換え、クルンテープ駅へ。

この日のホテルchic hostelは、駅から歩いて、5分ほど。良い立地。次の日の早朝に電車でアユタヤ行くことを見越したホテルチョイス!ナイス!受付のお姉さんがかわゆくて惚れた。日本人みたいな顔してたな。こーゆうときは下手な英語が恥ずかしくてYesしかいえない。イエスマン

宿に荷物おいてからすぐに外にでて、夕飯が食えるところを探す。歩いて15分ぐらいのチャイニーズタウンに屋台がたくさんあったのでそこで食べることに。歩道に屋台があった。なんて飯かはわからないが、空いてたし安いしうまそうだったからそこに決める。

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おっちゃんが鉄板で飯を作ってくれる。メニューみた感じお酒に合いそうだったからビールを要求したが、あっちのセブンで買ってくれと。作ってる間に買ってくることに。チャイニーズタウンなので、中国人客ばかりで中々前に進めない。セブンもすぐそばにあるかと思ってたのに、5分ぐらい歩いた。戻ってくるまで10分ぐらいかかったのでおっちゃんちゃんと飯作ってるか不安だったが、ちゃんと作ってくれてて、帰って来てすぐに出してくれた。

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日本で言ったらお好み焼きみたいなやつ?右上の赤いソースがからくてうまい。上に乗ってるのは何かの貝でこれも美味!(食レポ下手(笑))歩道に置いたテーブルといすで食べてたので沢山の中国人観光客に見られたが、旨いのでおっけー!うますぎてもう一品頼んじまったぜい(笑)

食を堪能して、宿に帰る。早朝出発だからセブンで朝飯を買っていく。ここでも迷子になり、行きの倍ぐらい歩く。方向音痴のくせに基本GPSをOFFにして何も考えないで勘で歩く俺が悪い。気がついたときには、違う方向に1キロぐらい歩いてた。夜道を歩いても全く怖くないタイはいい。

ホテルに帰り、風呂に入って寝る。

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ホテルの部屋の壁。変なところにこだわっている(笑)。元々ホステルだったようで、変なところに電気とコンセントが着いている。そして、部屋にエアコンがある有り難さよ。

 

こうして、令和初日が終わる。文章にすると長い一日で、実際はただひたすら歩き続けた。多分普通の人だったら途中でやめてしまうような体力のいる旅ができる事が人間として嬉しい。令和はひたすら前に進み続けたい。この文章を描くため回想しながらふと、そんなことを思ったのであった。(宮本輝風)